横浜市中小企業デジタル人材育成・伴走支援事業

横浜市中小企業デジタル人材育成・
伴走支援事業の目的

自社の経営課題等について、デジタル技術を活用し、
業務変革等に取組み市内中小企業等に対して、
セミナーやワークショップの開催、専門コンサルタントによるメンタリング、
及び社内におけるDX推進の担い手となる人材育成に係る
研修等の伴走支援を実施することにより、DXを促進し、
企業の生産性の向上や新たな価値の創出に取組みます。
また、伴走支援による取組事例の周知を通じて、
市内中小企業にDX化の取組みの波及を図ります。

スケジュールSchcule

サポートの全体像Scheme

「このままで本当に大丈夫ですか?」 ― 変化に取り残されないためのDX

今、全国の中小企業で急速に進むデジタル化。人手不足への対応、紙の業務の見直し、属人的な仕事の可視化…。
 もし今、何の対策も取らずにいると、5年後、同業他社との“見えない差”は取り返しのつかないほど広がっているかもしれません。

しかし、「DXと言われても、何から始めればいいかわからない」「うちのような小さな会社にできるのか」と感じるのも当然のこと。そこで横浜市では、市内中小企業の皆さまが安心して一歩を踏み出せるよう、実践的な支援を提供しています。

デジタル人材育成講座Digital Talent Development Course

DXに取り組むうえで課題となる「知識や情報の不足」「統括を担う人材の不足」の解消に向け、講座を開催します。企業が抱えるさまざまな課題に対応できるよう、4つの講座をご用意しました。

データ(デジタル)分析コース

対象: 初学者向け

自社の既存データを使って、“基本的な分析や報告資料”を作成するスキルを身に着けます。

日程(予定)

全4回

  • 819() 10:00~12:00
  • 826() 10:00~12:00
  • 9月02() 10:00~12:00
  • 9月09() 10:00~12:00
会場(予定)

レンタルオフィス「横浜アントレサロン」
〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1丁目11−1 水信ビル 7階

講座内容
データと統計に関しての知識
  • 売上、顧客、在庫など、今あるデータで「何が見えるか」
  • データ活用の具体的なステップ
ビジネス判断に必要な指標の活用
  • Excelを最大限に活用した記述統計、推測統計の基本
  • 経営判断に役立つ「指標の選び方」を学ぶ
分析内容を資料化する方法
  • グラフや表を使った「伝わる報告資料」の作り方
得られる知識・スキル
自社の経営データを分析し、売上や顧客動向を把握する力
  • データ集計、指標設定、グラフ化による見える化
営業活動や業務改善に役立つ分析を、 わかりやすい資料にまとめて伝える力
  • シンプルな報告資料・プレゼンテーション力
現場で今すぐ実践できるデータ活用、管理手法の習得

AIコース

対象: 初学者向け

自社の日常業務の中で「AIを使ってみる」初めの一歩を踏み出すためのスキルを身に着けます。

日程(予定)

全4回

  • 820() 10:00~12:00
  • 827() 10:00~12:00
  • 9月03() 10:00~12:00
  • 910() 10:00~12:00
会場(予定)

レンタルオフィス「横浜アントレサロン」
〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1丁目11−1 水信ビル 7階

講座内容
AIによって改善可能な普段の業務とは
  • AIの活用方法を学び、導入事例や効果等を想定
  • 改善効果の見込める経営課題とは
AIツールの理解と実践
  • 身近に使えるAIの種類とそれぞれ特徴
  • どう活用すれば何ができるのか、実際に触れての学習
AI活用のリスクや注意点
  • 活用に潜むリスクや注意点、社内活用促進時のポイント
得られる知識・スキル
自社の経営課題解決につながる「AI活用」アイデアを見つける力
  • 業務の中からAI導入の効果が期待できる場面を発見
AIツールを実際に使い、自社業務の効率化に取り組む力
  • 投資を抑えてAIを導入・実践
AI活用時のリスクを理解し、社内で安全な運用を推進する力
  • 情報管理・誤回答などへの対策知識と啓蒙

DXコース
(デジタルトランスフォーメーション)

対象: 初学者向け

自社業務の“どこをデジタル化すれば良いか”を具体的に把握し、DXを推進できるスキルを身に着けます。

日程(予定)

全5回

  • 8月21日 (木) 10:00~12:00
  • 8月28日 (木) 10:00~12:00
  • 9月04日 (木) 10:00~12:00
  • 9月11日 (木) 10:00~12:00
  • 9月18日 (木) 10:00~12:00
会場(予定)

レンタルオフィス「横浜アントレサロン」
〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1丁目11−1 水信ビル 7階

講座内容
DXの正しい理解
  • DXとは何か、なぜ必要なのか
  • 推進担当者のための正しい理解と、社内推進時の注意点
アナログ業務の可視化と、改善可能ポイント抽出
  • 業務フローなどを活用した業務プロセスの可視化
  • 改善可能ポイントの洗い出し
日常業務のデジタル化
  • 実際に自社の業務をデジタル化する方法や効果
  • 優先順位のつけ方、改善策の立案
得られる知識・スキル
業務プロセスを可視化し改善可能ポイントを具体的に発見する力
  • 紙、FAX、アナログ業務の見直し・洗い出し
身近な業務の“デジタル化”について、実際に一歩踏み出す力
  • 小さくスタートして着実に進める実践力
DX推進の背景や目的(“自社らしい大義”)を理解し、社内で共有・推進する力
  • DXの意義づけとチーム連携力

デジタルマーケティングコース

対象: 初学者向け

自社の強みや特徴を整理し、ホームページやSNSなど“実際に情報発信ができる”スキルを身に着けます。

日程(予定)

全4回

  • 8月22日 (金) 10:00~12:00
  • 8月29日 (金) 10:00~12:00
  • 9月05日 (金) 10:00~12:00
  • 9月12日 (金) 10:00~12:00
会場(予定)

レンタルオフィス「横浜アントレサロン」
〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1丁目11−1 水信ビル 7階

講座内容
マーケティングの基礎
  • マーケティングとは
  • 自社の強みと獲得したいターゲットの明確化
デジタルマーケティングの基礎
  • 身近なツールの種類と特徴
     Googleビジネスプロフィール・各種SNSなど
  • 分析、改善の手法
デジタルを活用した情報発信の実践
  • 顧客からの反応得るための工夫、情報発信のポイント
得られる知識・スキル
マーケティングの基礎を自社の事業に当てはめる力
  • 自社の「ウリ」と顧客像の明確化
身近なデジタルツールで情報発信する実践力
  • 実際に投稿・更新・情報公開を行う力
公式アカウントやお問合せフォームなどを活用し、顧客と直接つながる接点を作る力
  • デジタル上のコミュニケーションと反応獲得力

伴走支援Hands-on Support

自社の経営状態や業務フローの可視化、計画の作成、ツール活用へ向けて、専門家による伴走型の支援を実施いたします。

STEP 1

ー 現状把握と課題整理 ー

ヒアリングで現状把握、業務で扱う情報を可視化することで診断結果を元に課題を整理。短期〜長期の目標を設定します。

STEP 2

ー DX( デジタル化)計画の策定 ー

ヒアリングで現状把握、業務で扱う情報を可視化することで診断結果を元に課題を整理。短期〜長期の目標を設定します。抽出した課題を解決するための計画書(ロードマップ)を作成し、対象支援企業と課題に対する意識、方向性を共有します。

STEP 3

ー IT ツールの導入支援 ー

担当するDXアドバイザーが導入したITツール提供先と連携することでツールをより活用できる環境を整え、課題解決を支援します。

STEP 4

ーIT ツール活用効果測定 ー

ITツール導入前と導入後について、専門的な観点から効果測定を実施します。